君は本当にベストを尽くしているのだろうか?
皆さん如何お過ごしであろうか?
RAGEという大型大会の内3分の1が既に終わり、今週末、来週にかけて残りの日程も終わろうとしている。
デッキの選択の方は既に決まっているであろうか?
超越?アグロエルフ?はたまた、なぞのばしょおも目ん玉ひん剥いて逃げ出すくらいのチート性能を持っている巫女有するランプドラゴン?
全てのデッキが勝てて全てのデッキが負ける現環境。
このブログを見られている方々はもれなく戦国時代を生き抜いて来た強者供ばかりだと思うので、その点については本人達に任せて、私は本題に入っていこうと思う。
ここまで本題に付いて引っ張って来たわけなのだが、その本題とは一体何なのだろうか?
それはつまりデッキ名についてである。
今まさに紹介して来た超越ウィッチ、アグロエルフ、ランプドラゴン等、確かにデッキのレシピとしては強いのかもしれない。
しかしデッキ名に着目して見て欲しい。
本当にそれは強いのであろうか?
あまりにも貧弱そうでNot Strongなネームでは無いだろうか?
ここで1つ実際に例を出して見て行きたいと思う。
ミッドレンジネクロ。
現在流行っている超越、ドラゴン、雑なアグロ等に対してそこまで不利を取らずに幅広く見れる。
まさにオールマイティなデッキ。
例えるならば円堂守。
キーパーというポジションでありながら自分の気持ちが高ぶると急に相手エリアへと走り出し、自ゴールそっちのけで味方のアタックに参加する。又、乱数で頭上にスタンドを呼び出し、炎の玉やなんかデッカい爆弾とかも素手で止める全力少年。
しかし、そこまで幅広く受けを持ちつつ強ムーブを持って自分の動きを押し付けることも出来るミッドレンジネクロなのだが、名前で損をしていると私は思う。
何が一体損をしているのかどうかは私にもわからないのだが、全体的に何だか損をしている気がするのだ。
2pickで5勝してエーテルをいっぱい貰えるあれと似たような感覚。
この世の中には、様々な商品、サービス等が存在をする。
本来既に持っているはずのものでも、名前に惹かれて普通なら必要のないものまで買ってしまう経験、誰にでもあると思う。
コンビニにお茶を買いに行っただけのはずなのに、出る時には左手いっぱいのコンビニ袋を抱えて出て来ることは無いだろうか?
私はある。
何なら今も気づいたら横に名前につられて買ったポテトチップスの袋が2つもある。
そこで私はこれらの名前、言葉の黒魔法をシャドウバース におけるデッキ名達にも活用する事が出来ないかと思う。
そこで私は考えた。
「期間限定古き良きミッドレンジネクロ」
どうだろう?
思わず手が伸びそうなこの感覚。
小さい頃慣れ親しんだあの風景やあの匂いがまさに今脳裏に浮かび、今にでも触れようとしているのでは無いだろうか?
しかも期間限定と書かれている事で、私たち、言わば需要者達は考える隙を与えられず、そのデッキを使おうとしているのでは無いだろうか?
しかし、これではまだ強さが足りない。
ではこういうのはどうだろうか?
「期間限定古き良き過去類を見ないあらびき濃厚ミッドレンジネクロ」
もうね、すんんんんんごい強そう。
あらびいて濃厚とかもうね、勝てる気がしない。
私がどんなに精神と時の部屋で修行しようとどんな悪魔の実を食べようとどんな個性に目覚めようと一生勝てる気がしない。
あらびき濃厚てあなた。
そんなの卑怯ですやん。
絶対に美味しいに決まってますやん。
まさに言葉の黒魔法。
まさに地上に放たれたゴールデンフリーザ。
しかし、まだこんなもんでいいのか?
まだ行ける、まだ行けるぞぉぉぉぉぉぉおおお!!!
「物語を彩る豪華声優陣がお送りする期間限定古き良き過去類を見ないあらびき濃厚モチモチ食感ミッドレンジネクロ」
ぐぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!
何なんだこれは!何なんだこれは一体ぃぃぃぃぃぃ!!!!!
うわぁぁぁぁぁぁああ!!!!!
物語を彩る豪華声優陣。一体誰がどの声を担当しているのか?あんなセリフやこんなセリフまで担当してくれているのか?もしかして限定ボイスとかも聞けるのか?しかもモチモチ食感て何だ!コンビニで美味しそうなパンに12割ぐらいで書いてあるワードじゃないか!モチモチ食感と書くだけで我々未来を背負うゆとり世代の心をガッチリとつかむ事が出来る(円堂守だけに)。こんなデッキに勝てる気がしない。いやむしろ戦う前に負けるまである。こんなのが対面に来れば多分失神して泡を吹いて倒れるであろう。あぁ、何て恐ろしいんだ…「物語を彩る豪華声優陣がお送りする期間限定古き良き過去類を見ないあらびき濃厚モチモチ食感ミッドレンジネクロ」…
しかし、残念ながらこのデッキ名には欠陥がある。
確かにこのデッキ名はとても強い。
アジャコングすら一撃でKO出来るパワーを持っていると私は思う。
しかし世の中には食に対して一切の魅力を感じず、月火水木金土日所構わず自分の性のみに向き合ういわゆる日本男児、通称サムライが存在する。
そのサムライ達はネットという莫大な太平洋の中自分の刀を抜くタイミングだけをひたすら伺いその時を待っている。
そして自分好みの作品、言わば敵の首を見つけた瞬間剣を抜き、その光る先端で仕事をする。
そんな彼らはモチモチ食感だろうと期間限定だろうと見向きもしないだろう。
そこで私はこれを提案したい。
「物語を彩る豪華声優陣がお送りする目の前に迫る圧巻の108㎝Hカップ期間限定古き良き過去類を見ないあらびき濃厚モチモチ食感素人無修正ミッドレンジネクロ」
目の前に迫る圧巻の108㎝Hカップ…素人…無修正…
漢が聞いて涙を流しながら感動する単語が全て詰め込んである。
そこには夢も希望もラピュタもワンピースもある。
最強だ…
とんでもないデッキを作り上げてしまった…
敵が無いと書いて無敵と呼ぶ。
人類の最高傑作だ…
最早私は誰にも止められない。
私と今後対戦する方は是非心してかかってきて欲しい。
「物語を彩る豪華声優陣がお送りする目の前に迫る圧巻の108㎝Hカップ期間限定古き良き過去類を見ないあらびき濃厚モチモチ食感素人無修正ミッドレンジネクロ」と「ランプピサロ」使います。対戦よろしくお願いします。
終わり